むさしの号に乗車

 先日、御客様訪問で久しぶりに大宮の先まで行き、その帰りに大宮駅を探索してきました。
 夕方の帰宅ラッシュの時間帯だったこともあり、Ecute(いわゆるエキナカ)の賑わいは相当なものでした。私も「折角だからスイーツでも買って帰ろうかなぁ・・・」と思いながら眺めていると、ワッフルやシュークリーム、葛餅やロールケーキなど、おいしそうなものがたくさん・・・・・。しかしこの時期に生菓子を持っての長時間移動は、どう考えてもよろしくないので、今回は断念。
 帰ろうと思い、駅構内の電光案内をみていたら、なんと「むさしの号 八王子行き」の文字を発見。どうしても頭の中で大宮と八王子が直接繋がらない状態のまま、ホームに降りてみると

 私は鉄道オタクではないので、詳しいことはわかりませんが、どう見ても武蔵野線です。車内の路線案内図を見て、大宮発→東北本線→(貨物線)→武蔵野線→(貨物線)→中央線→八王子着ということが判明。特別列車というわけでもなく、一般の人(?)も結構乗車していたので、私も乗ってみることにしました。(むさしの号の詳細につきましては、wikipedia:むさしの(列車)を御参照ください。)
 18時47分 大宮駅3番線ホームを出発。本来は東北本線宇都宮線)の上りホームのようです。しばらく京浜東北線と併走して与野駅を過ぎたあたりで、地下の貨物線に入ったようです。実は日没直後だったため、正確なタイミングがわかりませんでした。しばらくすると空が開けてきて、進行方向右上方に駅舎らしき建物がありました(どうも中浦和駅だったみたいです)。その後、高架上を走って西浦和駅を通過。武蔵野線内を走ります。北朝霞→新座→東所沢→新秋津→新小平と進んで、貨物線経由で中央線に入るのですが、武蔵野線から貨物線への分岐は地下で行われるため、ここも正確なポイントはわかりません。電車が地下から地上に出るとすぐに中央線と合流。東北本線から武蔵野線に移るときも、武蔵野線から中央線に移るときも、貨物線を走行するときは、あまり速度を上げずに徐行していました。国立駅を通過して、19時35分 立川駅6番線ホームに到着。終点の八王子までは行かずに、ここで下車。
 一般の電車では、通常走行することのない貨物線を走る“レアな電車”ではありましたが、もうちょっと明るい時間帯だったら、少しは感動していたかもしれません。偶然とはいえ、貴重な体験でした。