井の中の蛙

 昨日のことですが、弊社の企画担当者と共に、他社のプリント基板設計者さんと面談する機会がありました。
 プリント基板設計者さんと弊社企画担当者とは、旧知の仲とのことで、今回基板設計者さんには弊社まで御足労頂きました。考え方によっては「競合他社」という関係にもかかわらず、設計ソフトのことや設計仕様のこと、ものづくりの現場を知ることの重要性や新規開拓の苦労等、気さくにお話してくださいました。
 その中でも強く印象に残ったのが、仕事に対する自信と熱い思いです。「『日本のエレクトロニクス産業は終わった』という人もいるが、そんな事はない!」と力強くおっしゃるなど、閉塞感を打破するような、バイタリティにあふれた方で、話をお聞きして、私も元気をいただきました。


 しかし、お話を伺ってから、「自分はどうか?」ということを、今でも考えさせられています。
自分が他社さんに出向いて行った時、同じように情熱を語ることが出来るだろうか?。そもそも熱い思いを持って日頃仕事に取り組んでいるだろうか?。夢や理想を持っているのだろうか?・・・・・。


 これから、自分なりの答えを探して行きたいと思います。遭難しないように、大海を泳ぎながら。